おはようございます、かりんとです。この映画ブログ、ネタバレありにしようかどうか悩んでいます。前回のも若干ネタバレなところもありましたし。まぁ、あんまり酷いネタバレのときは注意書きをします。
観てきました。『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』の続編です。主演はトム・ハンクス、監督はロン・ハワード。1作目からずっとこのコンビなのですね。
前二作も観ています。このシリーズ、少し話がわかりづらいけど雰囲気は好きです。あと、風景がキレイです。イタリアの風景がいいですね。
評価:☆☆(五段階評価中)
映画の雰囲気は2作目に近い感じがしました。トム・ハンクスがもう60歳になろうとしているのに走り回ります。映画『さらば あぶない刑事』にて舘ひろしと柴田恭兵が60歳過ぎても走っていたので、最近の団塊の世代は体力があります。スゴイよねぇ。
今回の『地球にとって人類はガン細胞みたいなモノだから人類減らそうぜ!』的なのは、結構アチコチでやられていますね。デジャブ感が満載です。そのネタを使うのなら、何かこう、よっぽど目新しい展開がないと退屈してしまいます。物語が観ているオレらを引っ張っていってくれないのです。
似たような人類減らそうぜ計画ネタで、コリン・ファースやサミュエル・L・ジャクソンが出てた『キングスマン』という映画があります。スパイ映画でしたが、あのぐらいブッ飛んでいないと興味が持続されません。今回の『インフェルノ』は、序盤の現代の地獄絵図みたいな描写は目を見張るモノがあったけど、その後は序盤のソレに近いインパクトのモノがちっともなく。うーん(´・ω・`)
とりあえず、前二作が好きだった人にはいいと思います。いつもの雰囲気というところでは安定感はバツグンです。しばらく休業していた馴染みの店はあの頃と変わってなかった、といった感じです。前二作を観てなくてもついてはいけます。
でもなぁ、何かなぁ。もうちょっと練り込むと良くなりそうな気がするんだけどなぁ。正直、退屈な映画でした。あまりオススメできない映画です。