こんばんわ、かりんとです。11月もおしまいです。11月前半は暖かかったので「今年は暖冬かな?」と思ったら、後半はキッチリ寒いです。12月も寒そうですね。風邪ひかないようにしないとね。
寒そうな映画のタイトルです。映画館で観ました。『96時間』で娘大好きなメッチャ強いオヤジ役を演じたリーアム・ニンソンが主演です。ちなみに『96時間』は3つとも映画館で観ました。回を重ねるごとにイマイチな映画になっていくという、残念な仕様でした(´・ω・`)
評価:☆☆☆☆(五段階評価中)
何というか、これも評価しづらい映画です。哲学的な感じなんです。もしかすると、聖書にある物語のひとつからインスパイアされたのかも。聖書は読んだことないですが。そういや、製作がリドリー・スコットです。製作総指揮はトニー・スコット。彼らはときどきこのような映画を作って観る者を混乱させます。
次々とオオカミに襲われていくホラー映画、ではありません。極寒の地をサバイブする内容でもありますが『レヴェナント: 蘇えりし者』ほど頑張ってはいません。生への執着が微妙に弱いの。
異様にデカい狼との戦いも、そんなにカタルシスを生むものでもなく。大変そうだけど、何か地味。「狼とのリアルな戦いはこんなのだろうなぁ。」とも思えるのですが、やっぱり地味。
ただ、ラストは良かったです。あのラストはとても燃えます。「最後は戦って死にたい。」なんですよ。絶望のなかでも、コレをやり遂げれば悔いはないという状態。このシーンを観るための映画なんじゃないかとも思えるような、熱いラストです。
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観ていて途中でダレてしまう映画かもしれません。でも、オレは好きです。これは『漢(おとこ)』の映画じゃないでしょうか?益荒男振りを取り戻したい方は、ぜひどうぞ。