かりんとの日記

主に映画について、たまに戯言をダラリと書きます。

ゴーストバスターズ

 こんばんわ、かりんとです。一昨日のブログに星を付けてくれた方、ありがとうございます。年末進行で忙しいです。映画を観るヒマはなくても、ココは更新していきますよ。

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 先行上映で観てきました。3Dの方で。しかもちょうど14日のTOHOシネマズの日に。

 1984年の同タイトルの映画のリメイクというか。リブート作品ってヤツですね。そして今度はメンバーが全員女性。それもオバさんばっかです。さて、どうなることやら。

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評価:☆(五段階評価中)

 うーん、どうなんだろう?一緒に観た女房は「2よりは面白かった。」と言ってました。オレも2よりか良かったかなぁ?ガッカリ度は同じぐらいかも。

 この映画、リブートというよりもサンプリングなんですよ。1のシーンを少しだけ再現してみたり、1のキャラをさりげなく出演させたり。ハロルド・ライミス以外(※公開前に亡くなりました)の1に出てた主要キャラのほとんどが登場してるそうで。

 でも、それらのサンプリングがどれもうまくいってないと感じました。全然しっくりこないんだ。それどころか、サンプリングしたそのシーンいらなくね?って思っちゃうぐらいなの。

 まぁその、1のストーリーもかなり雑ではあるんですよ。よくよく考えてみれば、ね。説明しなさすぎだし。リアリティラインも曖昧すぎだし。今作は、そこらは辻褄が合うように作っている感じですが、逆に物語のテンポが悪くなった気がします。さっきのサンプリングがうまくいってないのも相まって、尚更悪く感じます。

 1は物語のテンポを重要視したから「よくわからないけど、超オモシレー!」になってたんじゃないかと。そう考えると、よくできた作品です。

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 それとね、1のときは都会が正しく『摩天楼』だったのですよ。摩天楼という言葉、今じゃもう使われないでしょうが。華やかさと禍々しさが同居する大都会ニューヨーク、まさしくオレらが憧れた『摩天楼』なのです。今回のリブート版は、都会に魅力が感じられなかったです。もう都会は消費され尽くしたのかもしれませんが、せめてこのリブート版では新たな魅力ある『摩天楼』を観せてほしかったです。

 あとは、華がないというところも問題かと。女性キャラはオバさんばかりで、男はおっさんばっかり。イケメンは1人いるけど、致命的なバカですし。ちっとも華のない映画です。女性特有の下ネタも、オレはあんまし笑えなかったなぁ。

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 とりあえず、ゴーストバスターズを観たことない人でも、それなりに楽しめます。観たことある人は、懐かしさで楽しむことができますので、観て損はないかと思います。あ、3D上映はよかったですね。3Dらしい演出がたくさんありましたので。でもオレはもう観ることはない映画ですね。かなりガッカリしました。もう新しいゴーストバスターズは作らなくていいですよ、うん(´・ω・`)