かりんとの日記

主に映画について、たまに戯言をダラリと書きます。

転校生 ーさよなら あなたー

  こんにちは、かりんとです。ここのブログのアクセス数にやたら偏りがあります。「新作映画の評論を書けば増えるかな?」と思いきや、ヒメアノ〜ルや藁の楯のときにアクセス数が多かったり。みんな、どうやってココへ流れ着いているのかな??

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 大林宣彦監督作品です。リメイクのほう。それもセルフリメイクだそうで。オリジナルは1982年に公開。オリジナルの方は観たことないです(・ω・`)

 確かiTunesでレンタルして観た記憶が。出演している蓮佛美沙子がハンパなくカワイイの。なので観ました。

評価:☆☆☆☆☆(五段階評価中)

 何このセツナイのは。オリジナルもこんなのだったの?ラストもあんなになっちゃうの?もっとさ、ドタバタコメディ映画だと思っていたのですが。

 大林宣彦監督作品って、実は映画『さびしんぼう』しか観たことがないです。アレもかなりセツナイ映画だったなぁ。富田靖子がカワイイです(*´Д`)

 この映画から感じたこと。他者と真剣に対峙することにより自分を鮮明に形作る。他者の中に自分を映し出すことができるから。この映画では、主要人物の二人の肉体と人格が入れ替わることにより、否応がなくソレが行われてしまう。それにより、彼らは大人になっていく。それが大人に成るというコトだから。オレはそう読み取りました。

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 オレは、この年齢になっても未だ大人になりきれていないと感じることがあります。それって、もしかすると他者と真剣に向き合っていないからじゃないだろうか?

 もっといえば、ただ見たいモノを見ようとしているだけで終わっているからかも。それって、ただの自己愛(自惚れ)であり、逃げであり、甘えなんだろうなぁ。他人と向き合うことに対して真剣になっていないんでしょうね。

 ちょっとこれは考え過ぎかな?まぁ、いい映画でしたよ。観たことのない方は、ぜひ。監督は70歳近い年齢でコレを撮ったのか。大林宣彦ズゲェ!(;゚д゚)