かりんとの日記

主に映画について、たまには戯言をダラリと書きます。

風立ちぬ

 こんにちは、かりんとです。昨日のブログに星をつけてくれた方、ありがとうございます。

 毎日更新がなかなかキツくなってきました。持ちネタが少なくなってきましたし。二月上旬に4日ほど旅行でいないので、その間は更新をお休みしていいでしょうか?って、誰に聞いているの?(・ω・`)

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 映画館で観ました。宮崎駿監督作品。公開時は待望のジブリ新作ということで、お客さんがたくさんいましたね。

 宮崎駿のアニメって『千と千尋の神隠し』までしか観ていないです。

千と千尋の神隠し [DVD]

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 ハウルとかポニョとかも未見。宮﨑駿が嫌いというワケじゃないんだけど、何故か観る機会がないんですよ。金曜ロードショーでは観ません。CMが多すぎてテンポ悪すぎです。

 今回の映画は、実在の人物で零戦を作った堀越二郎の物語と、堀辰雄の『風立ちぬ』のお話をミックスさせたそうで。

風立ちぬ

風立ちぬ

 

 堀越二郎という実在の人物にフィクション小説をブチ込むだなんて、かなり乱暴だと思うのですが(´-ω-`)

評価:☆☆☆☆(五段階評価中)

 オレは面白かったです。かなり楽しめました。ですが、コレは人によっては難解な作品になるんじゃないかな?うん、お子様向きではないと思います。万人が楽しめる作品とは言いづらいですね。

 まず、時代背景に付いてほとんど説明無しです。「時は199X年」みたいなのも無いです。第二次大戦前、ということを臭わす台詞はありますが、キチンとは説明してくれません。

 あと、時間軸がどんどん飛びます。あれから何年後とか、何日間経ってとかを説明してくれません。彼らが今は何歳になったのか、そこらがよくわかんないです。

 それだけならまだしも、時間軸どころか次元まで飛ぶので面倒です。急に夢のシーンになったりします。現実から夢や空想の世界にまで次元が飛びまくるのです。カプローニというイタリアの航空技術者が何度も出てきますが、夢の中だけで実物では一度も会うことはありません。それって、どーいうこと??

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 この映画は、二郎の零戦製作のお話と同時に、二郎と菜穂子の恋が語られていいきます。これがジブリ作品には珍しいベタベタのメロドラマなのです。だが、それいいんです。「限りある命だから、精一杯恋をしたい。」だったかな?菜穂子のセリフが泣かせます。二郎も精一杯恋をします。

 上司に仲人をお願いして結婚の儀を行うシーンは、とてもよかったです。うまく言い表せれないけど、すごくいいよね。こんな恋がしたいですね。こんな結婚がしたいですね。まぁ、理想と現実が違いますから。現実はそこまでドラマティックじゃないんですよ(つ∀`)

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 主役の声は、エヴァの監督などで知られる庵野秀明。たしかに棒読みっぽいけど、まるでダメってほどではなかったよ。アレはアレでリアルさの追求なんじゃないかと。

 オレはよくカン高い声で抑揚のない喋り方をすると言われます。そんなオレだけど、スケールが小さいながらもドラマティックなことはありましたよ。そんな人間ドラマの主役がいつも演技上手な声をしているというところに宮崎駿監督はリアルを感じなかったから、今回の声優選びになったんじゃないのかと勝手に解釈しています。

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 この映画、宮崎駿が自分の好きなモノをだけを追求して映画してみたらこうなった、というモノじゃないかな?そこらは、この物語の二郎に似ていますね。

 あと、飛行機のエンジン音とかは人の声を使ってるよね?たぶん、もう零戦とかのエンジン音は手に入らないから、違うエンジン音を持って来るぐらいなら人の声真似にしてしまえ!というノリじゃないかと思います。

 今までの宮崎駿作品とはかなり毛色が違います。変な映画と思いながらも、きっとまた観てしまうでしょう。不思議な魅力のある映画でした。