こんにちは、かりんとです。昨日のブログに星をつけてくれた方々、ありがとうございます。
土日の連休って、連休のありがたみ感が薄いです。オレの仕事は土曜日も勤務ですから。とはいっても、土曜日はそんなに仕事がないんです。なので、外回りと称して映画を観に行ったりゴルフの練習に打ちっ放しに行ったりすることも。ほとんど遊んでいるような。えっ、ヒドイって?松重豊だって、外回りと称してグラブルやってたからいいじゃないですか( ´_ゝ`)
北海道旅行中、札幌で観ました。IMAX3Dで上映してたから観に行こう!というコトに。前から女房も観たいと言ってましたからね。
ただ、予告で地面がグニャグニャしたり空間が歪んだりしてたじゃないですか。女房はあーいうのを長く観ていると気持ち悪くなるんだって。なので、3Dで観たら気持ち悪くて吐いちゃうかもしれないと心配していました。映画館でゲロ吐かれるのはツライなぁ(・ω・`)
この映画の主演はベネディクト・カンバーバッチ。正確に覚えにくい苗字の役者です。この人の映画は観たことないような。現代に蘇ったシャーロック・ホームズのドラマは1話と2話は観ました。
アレは面白かったね。続きを観ないとなぁ。
評価:☆☆☆(五段階評価中)
映像は楽しめました。うーん、何か食い足りないなぁ。ストーリーもそんなに悪くはないのですが、何か食い足りないんです。豪華だけど、しっかり味付けしていない料理みたいな?
(C)2016 Marvel. All Rights Reserved.
敵の動機がよくわからなかったです。闇の王だったっけ?ソレを呼び出して何がしたいのか?魔術を学ぶ動機は愛する人を失くしたから、と言ってたような。それとどう関係するのかがわからなかったです。そこらに少しでもいいからエピソードを挿入して欲しかったなぁ。
あと、敵がビミョーにマヌケなところが。何で秘密の書のページを破いて持っていくの?本ごと持っていけば?図書室に忍び込んでコッソリ破いていくならわかるんだけど、堂々と押し入って管理人まで殺していくなら破って持っていく意味がないじゃないか。そんな小粒な行動が後でキッチリ響いてきます。伏線とはいえ、おバカすぎです( ;´Д`)
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魔術バトルは楽しかったですね。予告にあった地面が歪んだり重力が変わったりするのもあれば、時間が止まったり巻き戻ったりもしてました。アレはとても見ごたえがあります。しかもIMAX3Dですから尚更でしょう。とても楽しかったです。
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ただ、敵との決着のつけ方がちょっと。魔術バトルの末、というワケじゃないんです。これがまたアッサリ気味で。ここらもね、魔術学びたてのドクター・ストレンジが、魔術慣れした敵たちを驚かせるような機転を利かせてやっつけて欲しかったです。
例えば仲間になったマントをうまく利用するとか。医学的な知識を利用してとか。そういや、魔術に医者設定がちっとも生かされてなかった気がします。設定を生かすような何かを考えつかなかったのでしょうか?
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さっきから食い足りないだの味付けしてないだのアッサリ気味だのと書きましたが、それもそのハズです。監督はスコット・デリクソン。彼はキアヌ・リーブスが主演の『地球が静止する日』の監督です。
たしかキアヌが宇宙人役ということで話題になり観に行きましたが、これもアッサリ風味な映画なのです。いや、宇宙人と地球人との激しいやり取りがあったハズなのですけど。全然印象に残らずアッサリと終わる食い足りない映画でした。今作の『ドクター・ストレンジ』が食い足りない感じがするのは、たぶんこの監督の作風なんだと思います。
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とりあえず、予告にあった地面がグリグリの空間がグルグル動くアレがもっと観たい人にはオススメです。あ、女房は気持ち悪くはなったけど吐くほどではなかったそうです。そこらで心配している人は、まず大丈夫だと思いますよ。とにかく映像はスゴイ、以上!な映画でした(。・ω・。)