こんにちは、かりんとです。昨日のブログに星をつけてくれた方、ありがとうございます。
今日のお題の映画は『八日目の蝉』です。2011年に公開された映画。角田光代の同名小説を原作とした映画です。
iTunesでレンタルして観ました。原作は角田光代の同名の小説。監督は成島出、主演は永作博美と井上真央です。そういや、井上真央って最近テレビで見ないね。大河ドラマに出てたのはいつだったっけ?今は何をやっているんだろう?
(C)2011映画「八日目の蝉」製作委員会
この映画の原作小説の作者は『紙の月』の作者と同じ角田光代。『紙の月』の映画、とても良かったですね。
なので、この映画にも興味が出てきまして。ただ、成島出という監督、全然知らないなぁ。今も映画を撮っている人のかな?
評価:☆☆☆☆☆(五段階評価中)
良かったです。とても良かったです。予告で「何故?」とか「どうして?」という問いかけがありますが、映画には答えはありません。答えてはくれないです。誰が悪で誰が善か、わかりきってはいるのですが、そこで割り切ることができない感情が湧いてきます。正しくないのに愛おしいです。
(C)2011映画「八日目の蝉」製作委員会
事の発端は明らかに男のだらしなさなのです。だけど、そこにはちっとも触れられません。男は完全に蚊帳の外なのね。母たちの物語だから?この映画を観ていると、男は本当にダメな生き物だと痛感します。撒き散らすだけですから(´-ω-`)
(C)2011映画「八日目の蝉」製作委員会
楽しい映画とは言えません。でも、素晴らしい映画です。永作博美も井上真央も森口瑤子も小池栄子も、演技が素晴らしいです。小池栄子って、どんな役でもできる女優になりましたよね。
(C)2011映画「八日目の蝉」製作委員会
愛おしい気持ちになれる映画でした。観たことのない方は、ぜひ観て欲しい映画です。オススメです。