こんにちは、かりんとです。
今日のお題の映画は『SING/シング』です。2017年3月に公開された映画。『ミニオンズ』『ペット』などのヒット作を手がけるイルミネーション・スタジオによる長編アニメーションです。
映画館で観ました。そういや、これを観たのはミュージックの日でした。3月19日は「ミュー(3)ジック(19)」という語呂合わせでこの記念日になったとか。苦しい(´・ω・`)
『ミニオンズ』や『ペット』を作ったユニバーサル×イルミネーションのコンビによるアニメーション作品です。ちなみに、前述の二作品どころか怪盗グルーとかも観たことがありません(・ω・)
今回観たのは字幕版の方です。流れる曲は洋楽ですから、字幕版の方がいいんじゃないかと。日本語吹替版だと、日本人が英語の歌詞を頑張って歌うか、英語の歌詞を日本語に変えて歌うワケでしょ?違和感ありそうだし。
評価:☆☆☆☆(五段階評価中)
楽しかったです。とても楽しく観ることができました。でも、絶賛するほどではなく。楽しい要因は音楽のチカラが大きいですから。音楽に合わせて動く動物のアニメーションも気持ちいいのですが、そこまで目新しいワケではないし。
(C)Universal Studios.
この映画は『ラ・ラ・ランド』のようなミュージカル映画ではないです。歌のコンテストをやる、という流れで色んな曲がたくさん出てくるのです。最近ヒットした曲から懐かしい曲まで、ジャンルを問わずたくさん出てきます。
キャラの声を当てている役者も歌が上手いです。ハリネズミの女の子はスカーレット・ヨハンソンだったのね。ゴリラが『キングスマン』のタロン・エガートンだったとは。それよりもっと驚いたのは、ネズミの声を当てているセス・マクファーレンだとは。『Ted』のクマですよ。想像もつかないや。
とにかく歌ですよ、歌。歌がとてもいいんです。それと気持ちよく動くアニメーション。キャラを動物にしているのは『ズートピア』のような意味合いはないみたい。ハッキリとキャラ付けをするために動物にしただけ、のようです。
(C)Universal Studios.
エンドロールに流れるスティービー・ワンダーとアリアナ・グランデの歌もよかったね。その素晴らしい歌も貼っておきます。
ストーリーそのものは、そんなにでも。劇場主のコアラが頑張っていますが、困難の原因は全てコアラのずさんさです。コアラのせいでみんな迷惑しています。最後は新しい劇場と仲間を手に入れますが「良かったね!」という気持ちにはなりづらく。感情移入できるキャラではないですね。
(C)Universal Studios.
その他のキャラも、そんなに感情移入できるワケでもなく。強いて言えば、人前では緊張して歌えないゾウぐらい?人前に立つ恐怖感は、なかなか克服できないよね。オレも人前でスピーチをすることがたまにありますが、たくさんの人の前に立って話すのはとても怖いです。喋り出したら何てことはないんだけどね。
(C)Universal Studios.
音楽好きな人なら楽しめる映画でしょう。ライヴが好きなら尚のこと。洋楽好きなら字幕版をオススメします。逆に、音楽には興味がないという人には勧められません。退屈だし、苦痛だと思うので。音楽好きなら、ぜひ観てください。確実に楽しめますよ!