こんにちは、かりんとです。昨日のブログに星をつけてくれた方々、ありがとうございます。
今日のお題の映画は『ミリオンダラー・ベイビー』です。2005年に公開された映画。第77回アカデミー賞作品賞受賞作品となった映画です。
iTunesでレンタルして観ました。クリント・イーストウッドが監督と主演と音楽を務めています。クリント・イーストウッドの世界が満載の映画ですね。
この映画、ネットでよく〝鬱映画〟と書かれていますけど。予告を観る限り、そんな風には感じませんが。それを確かめるために、観てみようと思いまして。
評価:☆☆☆☆(五段階評価中)
この映画の良さを説明するのは難しいですね。ラストとか、かなり論争になったようですし。
クリント・イーストウッドの作る、クリント・イーストウッドが好きそうな映画。この作品の後になるけど『グラン・トリノ』と似たような肌触りを感じました。
ボクシングのシーンがたくさんあります。でも、テーマはボクシングじゃないです。ロッキーみたいな映画を想像して観たらガッカリします。
(C)2004 Lakeshore International. All Rights Reserved.
この映画のテーマは「どう生きるか?」ということではないでしょうか?最後は悲しい結末でしたが、あのボクサーはとてもよく生きたのではないかと思います。アレでよかったんじゃないかな?自分のやりたいことを全力を尽くしてやりきったのだから。オレはそう強く思います。
(C)2004 Lakeshore International. All Rights Reserved.
それよりも、あの家族ですね。生活保護を受ける親兄弟たち。超ムナクソ悪いですね。できるだけ苦しんで死んで欲しいですよね。でも、現実にもああいう人、意外とよく見るんですよねぇ。
鬱になるような映画ではないと思います。「どう生きるか?」の問いかけですよ。ボクシング映画には似合わない優しい音楽がとても良かったです。万人に勧められる映画とは言いづらいですが、オレはこの映画は好きですね。