かりんとの日記

主に映画について、たまに戯言をダラリと書きます。

藁の楯 二回目

 こんにちは、かりんとです。一昨日のブログに星をつけてくれた方、ありがとうございます。

 今日は先日、金曜ロードShow!で放送されていた『藁の楯』について書いていきます。TV放映されたので、ネタバレ全開で書きます

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 見ました。女房に「一度見たでしょ。また見るの?」と文句をつけられながら見ていました。たしかに、映画館で一度見たけどね。ブログにも書きましたね。
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 再び見て、感想。やっぱり面白かったです。前のブログで「藤原竜也の演技がクドイ。」と書きましたが、今回はそんな風には感じませんでした。そういや、藤原竜也を初めて見たのは、この『藁の楯』だったと記憶してます。つまり、慣れてきたのね。

 あと、前のブログでは「生々しいベト表現を入れた方が清丸に対する憎悪が増す。」と書いてましたが、今回の色々カットされているTV版でも十分すぎるぐらいクズさを感じました。これにまだベト表現を足せと書いたオレの方が鬼畜です。

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(C)木内一裕/講談社 (C)2013映画「藁の楯」製作委員会

 今回見て、改めて思ったこと。SPや警官たち、お前ら防弾チョッキをちゃんと着ろ!着ていたのは銘苅だけじゃん。しかもキッチリ銃弾受けて銘苅はケガもなく助かったじゃん。アレを見ても防弾チョッキを着ないだなんて、どんだけ無謀者なの??

 あと、白岩がマヌケすぎ。清丸の見張っていながら、二回も目を離して逃げられています。しかも、二回目のミスは白岩にとってはまさに致命傷。清丸に殺されてしまいます。凄腕SPと紹介されていたのにうっかりしすぎです

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(C)木内一裕/講談社 (C)2013映画「藁の楯」製作委員会

 でも、このあとに銘苅が大激怒してからの心の闇をブチまけるシーンはとても迫力がありました。清丸をボコってからの口に銃を突っ込んだときは、ブラピの『セブン』みたいな展開になるんじゃないか?とドキドキしましたね。一度見ているから、ならないことはわかっているんだけど。でも、あのシーンを見てたら「今回は引き金を引くんじゃないかしら?」とドキドキしちゃいます。

 TV版では、ラストの死刑判決後の清丸のセリフが削られていましたね。「後悔、反省しています。どうせ死刑になるならもっとやっとけばよかったかな、って。」というのがあってこそ、清丸の底なしのクズっぷりが堪能できたのに

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(C)木内一裕/講談社 (C)2013映画「藁の楯」製作委員会

 まぁ、文句言いながらも、きっちり楽しめましたね。三池崇史監督には、またこーいう映画を撮って欲しいです。