こんにちは、かりんとです。
今日のお題の映画は『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』です。2017年7月に上映された映画。1932年のホラー映画『ミイラ再生』をリブートした作品です。
ザ・マミー/呪われた砂漠の王女 3Dブルーレイ+ブルーレイセット [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
- 発売日: 2017/11/22
- メディア: Blu-ray
映画館で見ました。公開初日に見てきました。初日だからといっても、昼間だったせいか、お客さんは少なめでしたね。うん、仕事サボって見に行ったのはナイショで(;´∀`)
今作は1932年のホラー映画『ミイラ再生』をリブートした作品だそうです。1932年は古いですね。そんな古い映画、見たこともないし。Amazonでブルーレイのソフトが売られていたけど、買ってまで見たいとは思わないなぁ。Netflixとかで見れないかしら?
リブート版のミイラは女性です。ソフィア・ブテラが演じています。映画『キングスマン』にも出演していた、エキゾチックな雰囲気の女優さんです。
そして主演はトム・クルーズ。正直、トム・クルーズが出るから、この映画を見にきました。ここ最近のトム・クルーズが出る映画はハズレがないですね。信頼のおける役者さんです。YES,トム・クルーズ!ですよ(`・ω・´)
評価:☆☆(五段階評価中)
うーん、まぁ、面白くはないこともなく。歯切れが悪い物言いですね。ちなみに、アメリカ本国では大不評だったそうです。トム・クルーズの映画の中で最低の作品とまで言われています。カワイソウに(´・ω・`)
(C)Universal Pictures
そもそも「ダーク・ユニバース」という発想が良くない、との意見が多いようです。クラシックなモンスター・ホラー映画をリブートさせて、マーベル映画みたいな【続きモノ】にしていくというのは、オレ的にはそんなに悪くないと思います。今作で登場した対モンスター組織プロディジウムは、マーベル映画でいうS.H.I.E.L.D.(シールド)みたいなモノなのでしょうね。
(C)Universal Pictures
このプロディジウムという組織にジキル博士という人物が所属していたり。そう、あの二重人格の博士です。こうやって色んな有名キャラクターを絡ませていくの、全然アリだと思うんだけどなぁ。
(C)Universal Pictures
この映画の問題点はユニバース化ではなく、物語の核となるキャラクターがミイラ女王マミーなのか、それともトム・クルーズなのかをハッキリさせなかったところだと思います。というか、トム・クルーズを主演とした時点で、マミーは刺身のツマになるのですよ。大スターであるトム・クルーズが全部持って行っちゃうから。
監督としては、ソフィア・ブテラが演じるマミーをもっとアピールしたかったのでしょうね。ソフィア・ブテラを必要以上に美しく艶かしく撮っているあたりに、その意図を感じ取れます。
(C)Universal Pictures
なので、トム・クルーズの役をクリス・プラットあたりのクセの少なそうな俳優に変えてマミー推しで撮るか、対モンスター組織プロディジウムに所属して活躍するトレジャーハンターという設定にしてからのトム・クルーズ推しで撮るか。推しキャラをハッキリさせてから映画作りをすべきだったでしょう。オレだったら、後者で撮りたいなぁ。トム・クルーズが主役で活躍する漫画『スプリガン』のハリウッド版のような映画を見たいんですよ。でも、ミッション・インポッシブルと被りそうだからダメか(´-ω-`)
笑えるシーンも多いんですよ。トムがフルチンになったり、ゾンビが平泳ぎで追いかけてきたりとか。あの辺りはトム・クルーズの発案じゃないかな?ああいう笑い、とても好きです(*´∀`)
うーん、もうちょっと工夫をすれば、もっといい映画になっていたと思うんだけどなぁ。何か、日曜日の午後にテレビでやってた映画を見た気分に近いです。そう、それなりに楽しめました、という感じ。まぁ、トム・クルーズが好きなら、その愛でカバーできる映画です。あと、予告は見せすぎ。ネタバレじゃねぇか!(# ゚Д゚)