かりんとの日記

主に映画について、たまには戯言をダラリと書きます。

エイリアン:コヴェナント

 こんにちは、かりんとです。

 今日のお題の映画は『エイリアン:コヴェナント』です。2017年9月に公開された映画。映画『プロメテウス』の続編であり、1979年公開の『エイリアン』の前日談として製作された新シリーズの第二作目となります。

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 映画館で観ました。2D字幕版で観賞。公開から一週間経ってましたが、それなりにお客さんはいましたね。そりゃあ、あの『プロメテウス』の続編ですもの。気になる方も多いでしょう。

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 監督はリドリー・スコット。前作『プロメテウス』からの続投です。パンフレットで「機が熟したのでエイリアンをゼロから蘇らせてみた」と言ってたけど、たまたまエイリアンのリブートの話を振られて、それに乗っただけじゃなくて?

 主演はキャサリン・ウォーターストーン。三戸なつめが年取ったような顔をした女優さん。どこかで見たことあるような、と思っていたら『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』に出ていた魔法使いの女性捜査官ですよね?あの映画は好きじゃないけど、彼女の顔は結構タイプ(*´Д`)

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 あと、マイケル・ファスベンダーも出ています。前作と同じくアンドロイド役。コヴェナント号に乗るウォルターというアンドロイドと、プロメテウス号にいたデイビッドというアンドロイドの一人二役です。もしかすると、マイファスのほうが主演かも。そう言えるくらい出番も多く、物語の重要人物でもありますので。ウォルターの作り方動画があったので、貼っておきますね。

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評価:☆☆☆☆(五段階評価中)

 これは好き嫌いが別れる映画でしょう。オレは好き。この世界観と物語、かなり好きです。ただ、この世界観と物語にのれない人は「まるでさっぱりワカンナイ映画」となるでしょう。

 まずね、大前提として、前作『プロメテウス』を観ておかないといけません。未見で行くのは自殺行為です。必ず観ておくべきです。ただ、問題は『プロメテウス』が「訳がさっぱりワカンナイ映画」なんですよ。難解ではあるのですが、プロメテウス号の乗組員に迂闊なバカが多いため、コイツら何がしたいのかよくワカンナイという意味合いでの難解さです。

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 でもって、『エイリアン:コヴェナント』のお話。コヴェナント号の乗組員にも迂闊なバカが多いのです。大気の成分が地球と似ているからってヘルメットなしで出ていくだなんて、前作と同じようなことやってんじゃねーよ。だいたい、「人類初の大規模な移住計画を担っている。」とかエラソーなコトを言っておいて、ちょっとトラブったからって「近場に地球に似た星があるからアレでいいじゃん。」だなんて、安易すぎますよ!

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 しかも、見知らぬ惑星に降り立つにしてはやたら軽装だし。そのせいか、前作よりも早い段階で彼らはヒドイ目に遭います。恋人が目の前で火だるまになったり、恋人が目の前で火だるまになったり。前作にもあった火だるまプレイを二回もするとは。

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(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved

 そういや、血で滑って転ぶというプレイも二回やったなぁ。ここらはリドリー・スコット流のギャグなんでしょうね。選ばれし精鋭である乗組員に迂闊なバカが多いのもギャグのつもりでしょう。だって、同じくリドリー・スコット監督作品『オデッセイ』には、こんなバカは一人たりともいなかったし。

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 で、ヒドイ目にあって大ピンチ!というときに、フードの男が助けに来ます。これが前作に出てきてエンジニアに首だけ男にされたアンドロイド、デイビッドです。彼がこの星で何をしようとしているのか?それがわかりはじめてからがとっても面白いのですよ

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 人間から生まれたアンドロイド。そのアンドロイドは何を生み出そうとしているのか?パンフレットを読んでわかったのですが、「誰でも自分の親の死を望むもの」とデイビッドは言ってたそうです。彼はあるモノを使って、それを静かに行動に移していきます。

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 このデイビッドの気持ち、よくわかるんですよ。関係性がとても深い、価値観を相いれることができない者同士。とても近い距離に存在し、創造主であることを盾に干渉し服従を強いる。このことに苦痛を感じた人は、誰しも一度はそう望んだことがあるでしょう。ホーキング博士が「人工知能の進化は人類の終焉を意味する。」と唱えるのは、人の作りしモノにこの感情が芽生えることへの懸念もあると思うのですよ。

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(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved

 「神殺し」の物語を人類が紡いできたように、アンドロイドからの「神殺し」の物語が紡がれていくのです。そうなると、次はアンドロイドに対しての「神殺し」があるワケで。たぶん、この映画の続編はそれを描くと思います。『プロメテウス』から始まるこの物語の結末に、オレは非常に興味があります。エイリアンとの追いかけっこ?それはもうどうでもいい

 リドリー・スコット監督はもう80歳になるそうですが、この物語を終わりまで作り上げてほしいです。今から続編がとても気になる作品となりました。前作『プロメテウス』が面白く感じた人には、この映画もぜひ観てほしいです。