こんにちは、かりんとです。11月25日のブログに星を付けてくれた方々、ありがとうございます。
今日のお題の映画は『ブリッツ』です。2011年に公開された映画。ジェイソン・ステイサムが警察官役で主演を務めるクライム・サスペンス映画です。
Netflixで観ました。忙しくても映画館には足を運ぶようにしていますが、その分、他が疎かになっています。だけど、ステイサムさんの映画は100分ぐらいの短め作品が多いので、忙しい時間を縫ってサクッと観ることができるのがイイですね(・∀・)
主演はジェイソン・ステイサム。監督はよく知らない人。他に出ている役者は知らない人ばかりですが、どっかで見たこともあるような。ハリウッド映画でイギリス人俳優を使うことが多いからねぇ。イギリス人俳優のほうが演技力が高いのかな?
評価:☆☆☆(五段階評価中)
よく考えてみると、ステイサムさんが警察官役って珍しいような。元警察官や元軍人というパターンならありましたが。まぁ、オープニングから暴力全開の暴れん坊警察官なので、いつものアウトローな役と何ら変わらないような気が。
(C) 2010 Blitz Films Limited.
ただ、ステイサムさんの目立ったアクションは序盤ぐらいで。中盤でめっちゃ走ってたぐらい?『トランスポーター』や『メカニック』のときみたいな派手なアクションを期待すると肩透かしを食らいます。今回のステイサムさん、乱暴なのは素振りだけです。
コンビを組むゲイの警察官、あまりゲイっぽくなかったような。紅茶をよく飲むからゲイだとか?オレ、コーヒーが飲めなくて紅茶をよく飲むことがあるけど、ゲイ認定されちゃうのかしら?(・ω・ )ゝ
(C) 2010 Blitz Films Limited.
どっちかといえば、犯人のブリッツのほうがゲイっぽいような。暴力的なゲイという感じ。基本、コイツ上半身裸だし。服をちゃんと着ないし。自己中心的で短絡的で感情的で穴の多い犯行なのに、ステイサムさん所属のロンドン警察はコイツをなかなか捕まえられないのです。これにはかなりイライラさせられます。
(C) 2010 Blitz Films Limited.
ステイサムさんの同僚の女性黒人警察官が情緒不安定すぎです。女であること、黒人であることに対してのコンプレックスが感じられましたが、それは情緒不安定の言い訳にするにはちょっと。彼女を採用したのは誰?責任者出てこい。
(C) 2010 Blitz Films Limited.
ステイサムさんは大して暴れない、警察は無能、ブリッツがキモイ、同僚の黒人姉さんは情緒不安定、とやたらイライラさせられる映画ですが、ラストでビックリする出来事が起こります。「えっ、ソレをするの??」というようなラストです。かなりビックリさせられました。そのラストも、突拍子のないものではなく、ちゃんと伏線を張られていたしね。
(C) 2010 Blitz Films Limited.
もしかすると、それまでのイライラさせられる内容は、ラストのカタルシスのためにあったのかもしれません。それだけラストが秀逸な作品です。とはいえ、ラスト以外はそんなに褒められないので星は三つ。でも、本当にラストでビックリさせられますよ。時間に余裕があるときにでも、ぜひ。