キック・アス　ジャスティス・フォーエバー

　こんにちは、かりんとです。一昨日のブログに星をつけてくれた方々、ありがとうございます。

　今日のお題の映画は『キック・アス　ジャスティス・フォーエバー』です。2014年に公開された映画。マーク・ミラー原作のコミックを映画化した『キック・アス』の続編になります。

出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
発売日: 2014/12/03
メディア: Blu-ray
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　PlayStation Videoでレンタルして観ました。たびたび書きますが、ここは音声が途切れたり遅延があったりと、全くお勧めできない動画配信サイトです。何の気の迷いか、10000円ぐらいクーポン的なモノを買ってしまったため、使い切るまで利用しないと( つω` )

　前作の『キック・アス』は観ています。素晴らしい映画です。クロエ・グレース・モレッツ演じるヒット・ガールが最高な映画です。まだ幼いクロエにやりすぎアクション＆汚い言葉を言わせまくりは道徳的にどうだろう？と思うこともありましたが、面白ければノー問題でしょう。

ichiyos11.hateblo.jp

　今作では、監督がマシュー・ボーンからジェフ・ワドロウに変わっています。キック・アス役のアーロン・テイラー＝ジョンソン、ヒット・ガール役のクロエ・グレース・モレッツなど、前作からのキャラは同じキャストです。アーロン・テイラー＝ジョンソンって、自分の二倍の年齢の女性と結婚しているんだね。前作で年増の巨乳教師に欲情する場面があったけど、リアルでもそうだということ？？

評価：☆☆☆☆（五段階評価中）

　この映画、前作とは違い、批評家から酷評の嵐だったそうで。うーん、文句言いたいところはあるけど、オレはとても楽しめましたよ。

　とにかく、クロエ・グレース・モレッツが素敵すぎです。って、前作と感想が変わらないじゃないか( ;´∀`)

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　でもね、今作のヒット・ガールは前作ほど大暴れしません。ヒット・ガールも思春期ですから。普通の女の子になろうとします。ガールズグループに混ざり、グループに溶け込もうと頑張ってみたりも。

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　まぁ、観る前からわかりますよね？普通の女の子になんて、なれるワケないのです。案の定、うまく馴染めずイケてる女の子達から意地悪されます。その意地悪なリーダー格の女の子とその取り巻きにゲロゲリ棒で仕返しするシーンは最高でした。たぶん、今まで観た映画の中でも最高の仕返しシーンです。

　ヒット・ガールの暴れ方が少ない分、今回は悪役のロシアから来た大女が大暴れしてくれます。コイツのやることもメチャクチャです。あの佐々木健介のストラングルホールドみたいなヤツでくびり殺していくのも素敵でした。必殺技がある悪役は魅力的ですよね。

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　こんな良いキャラがいるのに、前述したように評価が良くないのはなぜなのか？オレが思うに、その原因の全ては主人公のキック・アスにあると思います。

　まず、前作よりも明らかにイケメンになっています。アーロン・テイラー＝ジョンソンがイイ男に成長してしまったこともあるでしょうが。イケメンのキック・アスが見たかったワケじゃないし。精悍な顔立ちで腹筋がバギバギに割れているキック・アスに需要なんてあるの？？

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　だいたい、前作で童貞と中二病をこじらせまくっていた主人公が、童貞卒業＆リア充になってしまった時点でキック・アスとして活動する理由がないのですよ。なのに「繰り返される退屈な日常に飽き飽きした。」という理由でキック・アスを再開するあたりがイラっとくるんです。そんなセリフを吐けるのはリア充の証です。

　でもって、ジム・キャリーとジャスティス・フォーエバーというチームを作るのですが、そこでジム・キャリーのハッチャケ悪党退治っぷりにドン引きしたり、仲間に犠牲が出ると「僕たちが人を裁く権利があるのか？」などと自問自答したりと、面倒くさい方向へブレまくります。仲間のナイトビッチと簡単にヤレてしまうあたりもムカつくポイントです。

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　今回の敵キャラ、マザー・ファッカーが見せる狂気と暴走に対して、キック・アス達は終始受け身気味です。マザー・ファッカー率いる悪の軍団に完全にキャラ負けしていましたね。キック・アスの身内の葬儀の最中に襲いかかるという前代未聞の非道っぷりには驚かされました。でも、あの悪の軍団、マザー・ロシア以外はほとんど仕事してなかったし。

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