こんにちは、かりんとです。一昨日のブログに星をつけてくれた方々、ありがとうございます。
今日のお題の映画は『オリエント急行殺人事件』です。2017年12月に公開された映画。これまで幾度も映像化されてきたアガサ・クリスティの名作ミステリー小説を映画化した作品です。
映画館で観ました。平日の昼間にしては、ソコソコお客さんがいましたね。しかも、意外と若い子が多いの。今の若者はアガサ・クリスティとか読むの?ラノベばっか読むような印象が。オレ?んーと、アガサ・クリスティは『オリエント急行殺人事件』しか読んだことがないような(´・ω・`)
この『オリエント急行殺人事件』は何度も映像化されてたそうです。つまり、何度も擦られた鉄板ネタです。何でコレをやりたいと思ったんだろう?幸い、オレは映像化されたモノを初めて観るので、ヘンなノイズが入らずに楽しむことができそうです。
監督はケネス・ブラナー。主役であるエルキュール・ポアロも演じています。その他の登場人物はジョニデやスターウォーズの女の子が演じていたりと、やけに豪華な映画です。他のキャラの配役はいいとして、ケネス・ブラナーのポアロはちょっとどうかと。ポアロといったら、背が低くて小太りでハゲのイメージなのですが。
NHKでやってた海外ドラマのポアロがコレでしたね。同じく、背が低くて小太りでハゲのオレには、こちらの方が親近感が持てます(;´ω`)
監督がケネス・ブラナーということも不安要素だったり。彼の監督作品は『マイティ・ソー 』と『エージェント・ライアン』は観ています。『マイティ・ソー』は面白かったとブログに書いたけど、後々考えてみると当たり障りのない無難すぎる映画のような。『エージェント・ライアン』はロシア人の描かれ方がヒドイです。あの映画を観たロシア人はもっと怒ってもいいです。
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評価:☆☆☆☆(五段階評価中)
アレ?結構面白いじゃないか。不安に思っていた部分も、そんなに気にならなかったし。
(C)2017Twentieth Century Fox Film Corporation
ケネス・ブラナーのポアロがイケメンすぎるのが気になりましたが、それは最初だけであとはそんなに気にならなかったです。でもオレは、ポアロが出ている映画やドラマをあまり見ていないからなぁ。NHKのほうのポアロをよく見ていた人には違和感バリバリかも。
ストーリーは、ほぼ小説のまんまだそうです。オチもそのまんま、だと思います。うん、小説を読んでいるハズなのに内容をほとんど覚えていません。オチもすっかり忘れていました。なので、今まで何度も擦られた鉄板ネタを新鮮な気持ちで味わえました。「全員、容疑者」のキャッチコピーを打っていたけど、まさか全員◯◯だとわ!∑(゚Д゚)
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美しい雪山の風景はとても素晴らしかったです。力強く走る機関車は迫力あったし。映像はとても美しかったですね。
出演している俳優さんが、やたら豪華でした。ジョニデはやっぱり悪役なのね。ミシェル・ファイファーはおばさんになってもエロさが滲み出る女優さんです。ペネロペ・クルスがセクシーさを感じさせない役って珍しいような。大物俳優を一度にたくさん観れたお得感もあります(*´ω`)
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文句を言いたいところも。怪我したならもっと痛がれ。銃で腕を撃たれたり背中をナイフで刺されたりしても、最初だけ痛そうにして後はフツーにしてるし。銃で撃たれた腕でステッキを振り回してるんじゃねーよ。ケネス・ブラナー監督は、こーいう雑な部分があるんだよなぁ。もうちょっと丁寧に作ろうよ(´・_・`)
アガサ・クリスティの小説に映画化に初めて触れる人にはピッタリの作品じゃないかなぁ?実際、オレが楽しめたのですから。アガサ・クリスティの作品を読み込んでいて、ポアロが大好きな人にはどう映ったのでしょうか?まぁ、ポアロおたくの気持ちなんてどーでもいいや。アガサ・クリスティの作品に詳しくない人ほど楽しめるかも。そーいう人にはオススメの作品です(*´∀`)