こんにちは、かりんとです。一昨日のブログに星をつけてくれた方々、ありがとうございます。
今日のお題の映画は『ナイスガイズ』です。2017年2月に公開された映画。ライアン・ゴズリングとラッセル・クロウが共演し、『リーサル・ウェポン』の脚本を担当したシェーン・ブラックが監督をしたバディムービーです。
Playstation Videoで観ました。なかなかチャージ金額が減りません。早く手を切りたいのですが。
『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』にて、宇多丸さんやスタッフの方々が激推ししていたので気になっていました。同時期に上映された同じくライアン・ゴスリング主演の『ラ・ラ・ランド』の影に隠れて話題にならなかったけど、『ラ・ラ・ランド』よりも好き!という人も多いそうで。
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主演はライアン・ゴズリングとラッセル・クロウ、監督はシェーン・ブラック。シェーン・ブラックは『リーサル・ウェポン』シリーズの脚本も書いています。つまり、バディムービーの名手とも言えるでしょう。
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評価:☆☆☆☆☆(五段階評価中)
この映画、バディムービーでもありクライム・アクション映画でもありコメディ映画でもあります。その中でもコメディ色がかなり強いです。
(C)2016 NICE GUYS, LLC
今回、ライアン・ゴスリングの演じる私立探偵がアホでマヌケなんですよ。あんな役のライアン・ゴスリングを見るのは初めてです。同じくライアン・ゴスリング主演の『ドライヴ』では、犯罪者の運び屋だけど実は凄腕の殺し屋だったという役でした。あのときのクールでカッコいいライアン・ゴスリングはどこへいったのやら。
よくよく考えてみると、このお話、別にあの私立探偵はいらないような。基本、足手まといだし。娘の機転で何とかなっているし。でも、ライアン・ゴスリングのアホ演技は最高でした。ガラスで腕を切るあたりは声を出して笑ってしまったし、何より時折彼が出す奇声が面白かったです。あれはダメっぽさが増幅されるいい演技でした。
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ラッセル・クロウはいつも通りです。クマみたいな体つきの示談屋ラッセル・クロウと頼りなさげな私立探偵ライアン・ゴスリングがコンビを組むのですが、ここに私立探偵の娘役アンガーリー・ライスが入ってこそ、この映画の面白さが際立ったのだと思います。なので、コンビというよりトリオの映画ですね。あのデキる娘がいなかったら、ライアン・ゴスリングのアホさ加減にイライラさせられっぱなしだったかも(´・_・`)
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映画では、1970年代にあった自動車産業への排ガス規制やポルノ産業の隆盛が描かれていますが、そこらは深く考えなくてもいいです。ただ、ポルノ映画が絡んでくるため、普通の映画よりもおっぱいがバンバン出てきます。女の子と観るときには気をつけてね(^ー^)b
この映画を観たら『リーサル・ウェポン』シリーズがまた観たくなってきたなぁ。内容は違いますが、映画のノリは『リーサル・ウェポン』に近いと感じました。良質なバディムービーです。バディムービー好きなら超オススメの作品ですよ!