かりんとの日記

主に映画について、たまには戯言をダラリと書きます。

寄生獣 完結編

 こんにちは、かりんとです。2016年11月29日の記事に星をつけてくれた方、ありがとうございます。

 今日のお題の映画は『寄生獣 完結編』です。2015年に公開された映画。岩明均の人気コミック『寄生獣』を実写映画化した二部作の後編になります。

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寄生獣 完結編 Blu-ray 通常版

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 映画館で観ました。たしか初日に。結構お客さんがいたような記憶が。

 前編は金曜ロードショーで観ました。映画館では観てません。観てはいなくてもTV版がカットしまくりなのがよくわかりました。グロいシーンがあったんだろうなぁ、と思われる場面は見事にカットされていましたね。オレはマンガを全部読んでいるからわかるけど、初見の人には何があったのかサッパリわかんないと思います(´・ω・`)

新装版 寄生獣(1) (KCデラックス アフタヌーン)

新装版 寄生獣(1) (KCデラックス アフタヌーン)

 

 監督は山崎貴。出演は染谷将太、橋本愛など。阿部サダヲがミギー役というのが話題になりましたね。声はまだしも、阿部サダヲをモーションキャプチャーに使ってもあんまり意味がないような。現実離れした動きが多すぎるし。

評価:☆☆☆(五段階評価中)

 オレが観る限り、マンガの世界をうまく実写化できていると感じました。よくできていると思いますよ。

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(C)2015 映画「寄生獣」製作委員会

 でも、やっぱり「マンガの世界を実写化」について、文句をつけている人が多いようで。「こんなの寄生獣じゃない!」って。でも、もうそれは仕方がないよ。

 マンガや小説の実写化って、その作品を読んだ人はそれぞれ頭の中に自分が思うベストの配役と映像やカット割りが描かれているじゃないですか。それが実際に商業的映像作品になったときに「ボクの思っていたのと違う!」となるのは当たり前ですよ。そりゃあ、できるだけ万人に違和感を持たせなくするのが監督やスタッフたちの仕事でしょうが、それはかなり難しい作業です。だって、みんなの頭の中は違うんだし

 その中でも山崎貴監督は頑張っていたと思います。本人も原作漫画のファンだと言ってました。オレ的にはかなりいい感じに実写化していると思います。

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(C)2015 映画「寄生獣」製作委員会

 頑張っていたとはいえ、オレも文句を言いたいところがあります。それとこれとは別ね。

 まず、新一とミギーの関係性。新一の逞しくなるスピードが速すぎて、【ミギー>新一】の力関係が【新一>ミギー】になってきているように感じられました。新一がサトシでミギーがポケモンみたいな。そこまでは言いすぎですが、ちょっと変わったバディムービーみたいに見えましたね。それはそれで悪くはないですが、やはり原作マンガのテイストとはかなり違って見えました。

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(C)2015 映画「寄生獣」製作委員会
 あと、演出について。今回が山崎貴監督作品初鑑賞です。この人の作品って「感動のナントカ」みたいなキャッチのつく作品が多くない?そのせいなのか、今回の寄生獣でも、感情的なシーンはやたら引っ張ります。長いんですよ。音楽もそれっぽいのをつけて、泣かせようとしてるのがミエミエです。物語の後半になるほど、そういうシーンが多々ありまして。観ていてイライラしました。ストレス溜まりまくりです。

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(C)2015 映画「寄生獣」製作委員

 まぁ、基本、楽しめましたよ。めっちゃ強い寄生獣なんかも、ゾッとするほどの強さが感じられて怖かったし。ただ、「泣かせよう演出」がイライラきたので、この監督の映画は基本的にスルーですね。東京オリンピックの入場式の演出をこの監督がやるそうですが。VFX以外は触らせないほうがいいと思うよ(・ω・`)