かりんとの日記

主に映画について、たまには戯言をダラリと書きます。

哭声/コクソン

 こんにちは、かりんとです。5月12日のブログに星をつけてくれた方々、ありがとうございます。

 今日のお題の映画は『哭声/コクソン』です。2017年3月に公開された映画。とある小さな村に一人のよそ者が出現したのをきっかけに、村人が家族を惨殺する事件が立て続けて発生、混乱の渦に巻き込まれる村人の様子を描いた映画です。

youtu.be

kokuson.com

 Playstation Storeでレンタルして観ました。予告を観る限り、ホラーっぽいです。ホラー映画は苦手なのですが、最近慣れてきたようで。でも、スプラッタ―的要素が強いとダメだなぁ。切り株表現とかすんごく苦手。目をそむけてしまいます(;>Д<)

 監督はナ・ホンジン。名前は知っているけど。彼が監督した『チェイサー』『哀しき獣』はとても評判が高いそうですが未見です。韓国映画って、料理で例えたら味濃いめ脂多めのラーメンみたいで調子がよくないと食べるのがキツいイメージがありまして。

 主演の韓国人はよく知らないけど、國村隼が出ています。映画の序盤からフンドシ一丁でうろつきます。映画評論家の町山智浩さんが「主人公が娘を守るため、フンドシ姿の國村隼と戦う」と解説していたので、もしかしてコメディ映画?と思ったのですが。それか『新感染 ファイナル・エクスプレス』みたいなホラーアクションみたいな展開?

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評価:☆☆☆☆☆(五段階評価中)

 よかったです。こーいう映画、かなり好きです。これを観ていて、なぜかミッキー・ロークの『エンゼル・ハート』という映画を思い出しました。内容は違いますが、ノワール的な雰囲気は似ていたと記憶しています。あの映画を観たの、20年以上前なのでアテになりませんが(´-ω-`)

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 凄惨な事件現場の場面が映し出されたと思いきや、主人公の警察官が現場に駆けつけるため家を出ようとすると「ゴハン食べてからにしなさい。」と義母に止められる呑気な場面もあったり。そしたら國村隼がフンドシ姿で出てきたり。かと思いきや、父と娘とホンワカしたやりとりがあったり。祈祷師が胡散臭くてヘンに笑えてきたり。事前に予告を観てなかったら「一体何を見せられているんだろう?」という気持ちになりかねません。ワケわかんないと思うでしょう。f:id:ichiyos11:20180516231518j:plain(C)2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION

 韓国映画って、大概ラストはあまりハッピーじゃないエンドになっているじゃなくて?この映画もそんな感じ。じゃあ、主人公はどーすればよかったの?と言われると「うーん」と考え込んでしまうような内容なのです。因果応報といえばそうなんですが、我が子が苦しんでいたら、解決の道を探る中であの選択をしてしまうのも仕方がないかもしれないし。 まぁ、どう踠こうが釣り針から逃れられないのでしょうね。意地悪な映画だと思います。

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 ストーリーが微妙に歪んでいるのですよ。整合性が取れていない部分があります。でも、コレは故意にやってますね。この映画を後から振り返って「あれ?あれれ?」と悩むのが不快に感じませんでした。むしろ「それもまた良し!」なのですよ。

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 「すごい映画を観た!」というのが率直な感想です。韓国映画、恐るべしだね。オススメですよ!