こんにちは、かりんとです。一昨日のブログに星をつけてくれた方、ありがとうございます。
今日のお題の映画は『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』です。2018年3月に公開された映画。フランスのSF漫画『ヴァレリアンとローレリーヌ』を原作とし、リュック・ベッソンが実写化した映画です。
映画館で観ました。お客さんはそれなりにいましたね。派手な予告に釣られたのか、それともリュック・ベッソンの名前で釣られたのか。
リュック・ベッソンが監督・製作・脚本を手掛けています。この人、『アンジェラ』を作ってた頃に「あと数本しか監督やらないよ。」みたいなことを言ってたような。
それを聞いた時、「あと数本しかリュック・ベッソンの映画を観ることができないんだ…。」と寂しくなっていましたが、ヨーロッパ・コープでベッソン風味の映画が連発されるようになってからそんなのどーでもよくなってしまいまして。
主演はデイン・デハーンとカーラ・デルヴィーニュ。デイン・デハーンは『クロニクル』でブレイクした若手役者です。カーラ・デルヴィーニュは見たことあるような。モデルさんだそうです。『スーサイド・スクワッド』でエンチャントレスの役だったそうですが、覚えていません(´・ω・`)
(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC
この映画、フランスのSF漫画『ヴァレリアンとローレリーヌ』が原作になっています。1967年から始まって2010年まで続いた漫画で、単行本も41巻出ています。あの『スターウォーズ』にも多大な影響を与えたSF漫画だそうで。
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この映画を観たいと思ったのはベッソンのSFが好きだから。ベッソンのSFと言えば『フィフス・エレメント』でしょう。大好きなんですよ、あの映画。あの映画を観てから、ベッソンへの信頼度はガン上がりです。あんなSFがまた観られるんじゃないかと、期待して観に行きました。
評価:☆☆☆☆(五段階評価中)
まぁ、面白かったですよ。オレはこーいう感じの映画、好きですよ。でも、イマイチと感じる人も多いだろうなぁ。パンフレットに寄稿された映画評論家の文章も、褒めているのか貶しているのかよくわからないような内容だったし(;´Д`)
(C)2017 VALERIAN S.A.S. - TF1 FILMS PRODUCTION
序盤の展開がタルかったけど、後半はなかなかハデに暴れてくれて楽しかったです。ちょっとデイン・デハーンが強すぎくない?あと、イーサン・ホークとリアーナは完全に無駄遣いです。なぜ出したの?というか、よくこの二人も出演受けたね。
(C)2017 VALERIAN S.A.S. - TF1 FILMS PRODUCTION
チャラ男だけどキメる時はキメるヴァレリアンを演じるデイン・デハーンと、強くて芯のしっかりしたローレニーヌを演じるカーラ・デルヴィーニュ。この二人がとてもイイです。特にカーラ・デルヴィーニュは素晴らしいですね。彼女が演じるクールでキュートで勇敢なローレニーヌがサイコーです。こういう強い女性を描くのが、ベッソンの上手いところですね。
(C)2017 VALERIAN S.A.S. - TF1 FILMS PRODUCTION
原作付きの映画化のせいなのか、思ったよりも大人しめのベッソン作品に感じました。もっとメチャクチャやってもよかったんじゃない?まぁ、ヴァレリアンとローレリーヌのキャラがよかったから星四つ。続編はもっとローレニーヌが活躍する内容でお願いします。カーラ・デルヴィーニュ、本当によかったなぁ。ベッソンの描く強い女性が好きな方にはオススメです(*´∀`)