こんにちは、かりんとです。6月3日のブログに星をつけてくれた方、ありがとうございます。
今日のお題の映画は『LOGAN/ローガン』です。2017年6月に公開された映画。『X-MEN』シリーズのウルヴァリンが、傷つきながらもミュータント存亡の危機を救おうと突き進む姿を描くアクション映画です。
スターチャンネルでやってたヤツを録画して観ました。女房が録画していまして。ウチの女房はヒュー・ジャックマンが大好き。この映画も公開当日の6月1日に観に行っていましたね。オレはこの時点でX-MENシリーズは1~3とファースト・ジェネレーションまでしか観ていなかったのでスルー。「映画の日にローガンを観に行かないだなんて、祭りにノレないヤツに映画好きを名乗る資格はない!」と激しく貶された記憶があります(´;ω;`)
そんな女房の激オシの『LOGAN/ローガン』ですが、オレもコイツを観るために努力しましたよ。でもね、前回のブログに書いたように、オレの中ではX-MENシリーズって正直そこまでアガる映画じゃないのですよ。そのあたりの文句は前回のブログを参照してください。
で、残り二本の作品について。『X-MEN:フューチャー&パスト』は、いつの間にかハゲが復活していたりウルヴァリンの爪が鋼鉄に戻っていたりしてたんですけど。ここらは「こまけぇこたぁいいんだよ!」と言うことでしょうか?お話も、ウルヴァリンはあまり暴れないし、マグニートが何をしたいのかよくわからないし。歴史上の名場面名演説をパクった演出は感動的でもあったけど、それがストーリーにそこまで関係しているように感じられなくてナンダカナー、な映画でした。
X-MEN:フューチャー&パスト [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2018/03/16
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログを見る
『X-MEN:アポカリプス』ですが、評価が低い映画と聞いていました。ですが、観てみたらかなり面白かったです。X-MENシリーズでイチバン好きかも。 マグニートがイジけたり暴れたりと面倒くさいヤツになっていますが、ド派手なアクションにディザスターシーンは素敵すぎでした。たくさんのX-MENメンバーが出てくるのも楽しいね。あと、セクシーくノ一のサイロックの再現度が素晴らしかったです。サイロックをもっと観ていたかったのに。もっと観ていたかったのに(*´Д`)
X-MEN:アポカリプス [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2018/03/16
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログを見る
そして、やっと『LOGAN/ローガン』にたどり着きました。今作はR15指定だそうで。予告を観る限り、幼い女の子に血みどろアクションをさせているように見えますが。それがR15指定の原因なのかな?
評価:☆☆☆☆(五段階評価中)
面白かったです。前二作の雰囲気とはまるで違う映画でした。そういや、全二作はブライアン・シンガーが監督で、今作はジェームスマン・ゴールドが監督。彼が監督した『ウルヴァリン:SAMURAI』も独特の手触りの作品になっていましたね。
ウルヴァリン:SAMURAI [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2018/03/16
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログを見る
映画の冒頭に初老の男が出てきます。結構なお年です。足を痛めているのか引きずるような歩き方をしていました。それがまさかのウルヴァリンだとは。未来の話だとは聞いていたけど、ウルヴァリンがそんな風になっているとは思ってもいなかったので衝撃的でした。
(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
今作では往年のX-MENがほとんど出てきません。プロフェッサーXが出てきますが、ちょっとボケています。そんなボケ老人がテレパス能力を制御できなくなって、みんなに大迷惑をかけます。どうやら『X-MEN:フューチャー&パスト』の後に、テレパス使って何かトンデモナイ過ちを犯してしまったようです。うん、いつもどおりのプロフェッサーXじゃないか。
(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
そして、予告にも出てきた女の子ミュータント。ウルヴァリンのようにアダマンチウムの爪と再生能力を持った、目力強すぎの女の子です。この娘が敵をザクザクと切り裂いていきます。首が吹っ飛び血しぶきが上がるアクションを女の子がしっかり演じています。この娘、メッチャ怖いんですけど((((;´Д`))))
(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
初老とボケ老人と暴れん坊少女の逃避行。今までのシリーズにもあった逃避行と違って、すごく悲壮感が漂います。その中で女の子は人間性を学び、最後にウルヴァリンは今まで味わうことができなかったモノを味わうことになります。このラストは感動的でした。うん、この映画の評価が高いことに納得できますね。
(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
ただ、この映画だけを単体で観ると、ラストの感動がかなり薄れてしまいそう。シリーズ全部観ているからこそ味わえる感動になるんじゃないかな?なので、万人にはオススメできる映画ではありません。でも、今までX-MENシリーズを観てきた人なら、必ず観ておくべきでしょう。頑張ってX-MENシリーズを観てきて良かったと思える映画でした。