こんにちは、かりんとです。8月16日のブログの星をつけてくれた方々、ありがとうございます。
今日のお題の映画は『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』です。2018年に公開された映画。『スター・ウォーズ』シリーズの人気キャラクター、ハン・ソロの若き日の姿を描いたスピンオフ作品です。
映画館で観ました。公開されてから数日後に観たのですが、それなりにお客さんはいました。まぁ、スター・ウォーズだし。ちなみに、今年で21歳になった高校の頃は漫研所属の事務員の女の子は「スター・ウォーズなんて観たことない。」と言っていました。信じられない(;゚Д゚)
エピソード7で息子にサクッと殺されたハン・ソロの物語です。まさかソコに光を当てにくるとは。どんなにピンチになったって、「まぁ、エピソード7までは生きるから大丈夫。」となって物語に緊張感が生まれないような気がするんですけど。
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若き日のハン・ソロを演じるのは、オールデン・エアエンライク。全然知らない俳優さん。監督はロン・ハワード。ロン・ハワードの映画って、『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズしか観たことないような。『コクーン』とか『バックドラフト』とかも彼が監督の作品だそうな。結構前から監督業をやっている人なんだけど、あんまり観ていないなぁ(・ω・ )ゞ
評価:☆☆(五段階評価中)
うーん、これはどうなんだろう?楽しめた部分もありますが、「面白かった!」とは言いきれない作品です。
(C)2018 Lucasfilm Ltd. All Rights reserved
根本的な問題として、若き日のハン・ソロのお話と言われても、「で?」って感じなのですよ。チューバッカとの出会いとか、ミレニアム・ファルコン号の入手方法とか、「ケッセルランを14パーセク」のこととか、正直どーでもいいんです。そこらの謎が明らかにされても、ねぇ。こーうのって、オタクの間で妄想話でやいのやいのと言っているのがイチバン楽しいんじゃね?
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なので、そこらのエピソードを絡めて作ったストーリーが、オレ的にすごく乗れなかったです。そこにまた新しい謎の要素も入れてくるから、尚更。終盤の「この話、まだまだ続きますよー。」な展開もすごく興ざめ。深掘りしなくてもいいキャラを、今作でまた新たな謎を引っ付けて深掘りするの?誰得なの?
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ハン・ソロというキャラが嫌いというわけじゃないんですよ。愛すべきキャラだとは思いますよ。オレだったら、スター・ウォーズの「正典」に絡めない一話完結のストーリーにするのになぁ。 そのほうが、ストーリーの幅が広がって、もっといいモノができたと思います。何でもかんでも明らかにすればいいってモンじゃないんだよ。
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冒頭のカーチェイスとか激しい戦争シーンとか、終盤の西部劇っぽいシーンとか、いいところはたくさんあるんだけどね。あと、世界観はいいね。「あの惑星に行ってみたい!」という気分にさせられます。ここらは、ロン・ハワードの手腕でしょう。『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズも、観ているとパリやバチカンに行きたくなる映画でした。それ以外に褒められるところはないけどね。
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たぶん続編を作るでしょうね。スター・ウォーズだから、きっと観に行くのだろうけど。でも、次で終わりにして欲しいです。スター・ウォーズだからと言って、いつまでも駄作に付き合ってられるほど心広くはないよ(´・ω・`)