こんばんわ、かりんとです。お正月が近いからって、やたらと高級食材を買い込む両親の気持ちがわかりません。いや、美味いモノを食べたいのはわかるけど、明らかに食べきれない量なんですよ。そしてソレがウチに回ってきて、頑張って食べたら正月太り。毎年のパターンです(´・ω・`)
監督はクリント・イーストウッド、主演はトム・ハンクス。イーストウッドは80歳後半じなかったっけ?俳優業は引退したと言ってましたが、監督業はまだまだやっていくのでしょうね。
実際にあったお話の映画化です。ハドソン川に旅客機が不時着したというヤツ。その出来事は『ハドソン川の奇跡』と言われていますが、その時の機長としては、
「しかるべき判断を下して最善を尽くし、最良の結果が得られただけだ。だから奇跡と呼ばないでくれ。」
とのことです。「奇跡をやってのけたぜ、イェイ!」みたいなことを言ったら大変な目にあうワケでして。
評価:☆☆☆☆☆(五段階評価中)
良かったです。ただ、何が良かったかというと、そこらがうまく言えないんです。お話は事故のあとの出来事がメイン。検証会議を開いて「機長の判断は正しかったのか?」「目立とうとして無茶なことをやったのではないのか?」と追及していきます。でも、これがまた大した起伏もなく淡々と進みます。
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似たような映画で『フライト』というのもあります。以前このブログにも書きましたね。実はアレも『ハドソン川の奇跡』と同じ実話をベースした映画だったり。あっちはかなりアレンジをしてますが、イーストウッドの方は淡々とした話の流れです。まぁ、イーストウッド監督の映画って、基本こんな感じがほとんどな気がします。
ただ、飛行機の不時着水のシーンは迫力がありました。今回は2D字幕版での鑑賞でしたが、IMAXでも上映してたんですよ。これはIMAXで観たかったなぁ。なかなか迫力あるシーンです。そして、見せ場といえばココぐらい(´∀`;)
特筆するべきところもなければ、貶すところも全くないんですよ。何というのかなぁ。すんごく質のいい『世界仰天ニュース』を見せられたような気もしないでもなく。でも、テレビドキュメントみたいにナレーションで煽ったりもしなかったし。うん、良かったとしか言いようがないです。
たぶんコレ、誰が観ても楽しめる映画です。そして、観終わった後は「良かったねぇ」「すごかったねぇ」と言葉少ないコメントだけになってしまうでしょう。いい映画ですよ。オレがその良さを上手く伝えられないだけだと思いますが。とにかくオススメですよ。