こんにちは、かりんとです。今頃ですが、読者様が増えているのに気づきました。ありがとうございます。
ブログの内容が面白いかどうかは置いといて、コレを見た方が「読みやすいなぁ。」と思える文章を書いていきたいと思っています。ここらは勉強するしかないでしょうね。
三ヶ月ぐらい前にNetflixで観ました。監督は誰だっけ?主演はジェイソン・ステイサム。『トランスポーター』の1~3は観ています。他のはあまり記憶には。この人の主演の映画、似たような内容ばかりじゃなくて?本人が選んでいるのかなぁ?
で、今回の映画。ちょうどこの頃、次作の『メカニック:ワールドミッション』が劇場上映されておりまして。ソレがかなり面白いと聞いたので、まずは予習ということでコッチから観ました。結局、ワールドミッションは映画館で観れなかったのですが(・ω・`)
評価:☆☆☆☆☆(五段階評価)
きっとヨーロッパ・コープが作りそうな映画なんだろうなぁ、と思っていました。『96時間』とか『ラストミッション』みたいな感じのね。飛び抜けて面白いワケではないけど確実に楽しめるヤツです。でもね、全然違いました。
コレ、なかなかのハードボイルドな映画です。まさしく、トランスポーターの1の頃のステイサムをもっと堅く煮詰めた感じにしたのが今作の主人公アーサー・ビショップです。アーサーは冷静沈着で、殺しの依頼をテキパキ片付けていく凄腕仕事人。事故死に見せかけた暗殺をいろんな手口で実行していきます。こういう役ってステイサムにとてもハマリ役なんじゃないかなぁ。
(C)Scared Productions, Inc. 2010
「周到な準備が勝利を導く」という言葉が出てきます。やむなく殺すことになったアーサーの師匠の銃に刻まれた言葉です。その師匠の息子のスティーブが父親の仇のためにアーサーに弟子入りするのですが、終盤に父親の仇がアーサーだと気づかれてしまいます。で、どっちが周到な準備をしているのかな?というコトで。既に続編が出ているから、答えは丸わかりですけどね(・ω・ )ゝ
(C)Scared Productions, Inc. 2010
スティーブがちょっとね。イマイチ影が薄いし、才能があるのかないのかよくわからないし。アーサーもあまり時間をかけて教えないクセに現場に出すから、結局トラブって力押しの銃撃戦で解決しちゃったり。最初の華麗な殺しはどこに行ったのかと。まぁ、後半は役に立ってはいましたが。スティーブを演じるベン・フォスターがステイサムと外ヅラが似ているから、アクションシーンで二人が動き回るとわかりづらいのも難点です。
(C)Scared Productions, Inc. 2010
そんなツッコミどころもある映画なのですが、終始ハードボイルドな雰囲気はキープしています。音楽もいいんですよ。基本、静かなんです。ときどきこの映画のテーマ曲が流れるのと、アーサーの好きなクラシックレコードがかかるぐらいじゃなくて?またテーマ曲がいいんだ。上手い表現が思いつきませんが、まさにハードボイルドといった感じの音楽です。
とても楽しめました。トランスポーターの1のようなジェイソン・ステイサムが好きな方は観るべきでしょう。ドンピシャだと思います。そうでなくても、ぜひ観て欲しいです。ステイサム出演作品の中ではかなり質の高い映画じゃないかな?オレは超オススメですよ!