こんにちは、かりんとです。一昨日のブログに星をつけてくれた方、ありがとうございます。
今日のお題の映画は『パシフィック・リム』です。2013年に公開された映画。ハリウッドが作る、SFロボットアクション映画です。
監督はギルレモ・デル・トロ。名前から見てラテン系でしょうか?聞いたことない監督です。主役の男優の名前は忘れました。菊池凛子が出てます。いい女優だと思いますが、ちょっとハリウッド映画に出すぎです。飽きてきました( ´ー`)
正直、予告編を観たときは「日本のアニメや特撮をパクって勘違いしまくりで作ったイタい映画だろうなぁ。」と思っていました。イマイチ熱さを感じるコトができなくて。「芦田茉奈がハリウッドデビュー!」と話題になりましたが、それもピンときませんでした。
そう思いながらも、観てみないとわかりませんから。不安な気持ちのまま、映画館へ入りました。
評価:☆☆☆☆☆☆(五段階評価中)
凄いです。もの凄いです。超面白かったです。とても興奮しました。久々の激アツ映画です。興奮しすぎて、飲んでたジュースで咽せ込んでしまったぐらいに。映画を観て、こんなに興奮したのは久しぶりです。
(C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LCC
監督のギルレモ・デル・トロは、日本のアニメや特撮が大好きでして。いわゆるオタクです。で、そのオタク監督が自分と同じ【わかっているオタクたち】を集めて作ったのがこの映画だそうです。きっと真性オタクが集まったのでしょう。でないと、あんなによくわかっている映画はできません。
ハリウッドでロボット映画と言えば『トランスフォーマー』が思いつく方も多いでしょう。でも、あの映画は動きがチャカチャカと速すぎて何をやっているかわかりづらいです。1だけ観てヤメました。派手に動き回ればイイってモンではないのですよ(´-ω-`)
『パシフィック・リム』に出てくるの巨大ロボ『イェーガー』は、空気抵抗を感じさせるかのような、ゆっくりした動きをします。その動きが重量感タップリで、その重厚感が逆にリアルさを感じました。
あとね、ストーリーですが、かなりシンプルです。どこぞのアニメの主人公みたいに戦うのが怖いとか、敵がいなくなったらロボットが戦争の道具に使われるとか、そんな面倒くさいことは言いません。
(C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LCC
「怪獣が出たぞ!」「よし、イェーガーに乗り込んでブチ殺せ!」と、単純明快。イェーガーのパイロットは何故かカンフーの達人じゃないとダメだったり、イェーガーの操縦の際にイチイチ技の名前を叫んで攻撃をしたりと、理由もなく熱いヤツらです。
イェーガー計画の予算縮小で長官が困っているとか、政治的なところも描かれていましたが、物語にあんまり関係ないです。そんなのは些末なコトですから。人類を滅亡から救おうとするヤツらは迷いません。怯みません。
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本当に、文句をつける部分がないんですよ。強いて言えば、夜の海での戦闘シーンが多いから、何をやっているのかわかりづらい部分がありますね。しかも雨が降っているので尚更です。ここらは映像の粗を隠すためだったのでしょうか?まぁ、そこまで気になるところではなかったですよ。
(C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LCC
これは絶対に観るべき映画です。特にロボットアニメや特撮モノが好きだった人はマストです。魂を揺さぶられます。まだ観ていないようなら、ゴールデンウィーク中に必ず観るように。先生からの宿題ですよ!(`・ω・´)