こんにちは、かりんとです。
今日のお題の映画は『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』です。2014年に公開された映画。三浦しをんの小説『神去なあなあ日常』を原作に実写映画化した作品です。
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映画館で見ました。監督は矢口史靖。『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』や『ハッピーフライト』の監督です。どれも見たことないのですが。
あ、『ハッピーフライト』はTVで見たような気がします。全部をちゃんと見てはいないのですが、飛行機が墜落するかもしれない状況なのに明るくハッピーな雰囲気の映画だったのを記憶しています。監督の力量も然ることながら、綾瀬はるかのチカラも大きいでしょう。キチガイモードに入った綾瀬はるかは手がつけられません。
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あらすじをざっくり書くと、都会のチャラい若造が林業研修プログラムを受けて林業に目覚める話です。お仕事モノですね。見る前は「話が広がりそうにない内容だけど、大丈夫かな?」と心配でしたが。
評価:☆☆☆☆☆(五段階評価中)
やっぱりお仕事モノでした。予告編の内容そのままです。「田舎あるある」と「林業はこんな仕事」という流れです。ただ、この映画はそれだけではなく、未来へ繋げること、ひいては子孫繁栄という大きなテーマが見えてきました。
(C)2014「WOOD JOB! 神去なあなあ日常」製作委員会
正直、林業についての知識はほとんどなかったです。以前、地元新聞に林業関係は補助金漬けみたいな記事を見たことがあったので、林業にはいいイメージがありませんでした。そんなに合わない仕事なら、廃業するなり規模縮小するなりすれば?と思ってたんだけど、そんな簡単な話ではないと映画を見てわかりました。
(C)2014「WOOD JOB! 神去なあなあ日常」製作委員会
だって、植樹した木を伐採できるようになるのに何十年もかかるのですよ。つまり、自分のやった仕事が実を結ぶのは次の世代なんですよ。こんな結果の見えない仕事って、あまりないと思うんですよ。
(C)2014「WOOD JOB! 神去なあなあ日常」製作委員会
先祖を敬い子孫を想い未来を考えて仕事をしていく。林業、ナメていましたね。未来に責任を持って生きる大人じゃないですか。とてもカッコイイです。林業は補助金が必要でしょう!(手のひら返し)
(C)2014「WOOD JOB! 神去なあなあ日常」製作委員会
都会の若者の描き方が、ステレオタイプで極端な感じがします。そこらがちょっとアレだったかな?それ以外は特に気になるところもなく。下ネタ多めだけど、それも子孫繁栄ということを考えれば意味のある下ネタということで。いい映画でしたよ。オススメです!