こんにちは、かりんとです。一昨日のブログに星をつけてくれた方々、ありがとうございます。読者になってくれた方、よろしくお願いします。
今日のお題の映画は『移動都市/モータル・エンジン』です。2019年3月に公開された映画。フィリップ・リーブの小説『移動都市』を実写化した作品です。
移動都市/モータル・エンジン [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
- 発売日: 2020/03/04
- メディア: Blu-ray
Rakuten TVで観ました。女房がポイントでレンタルしたから一緒に観ようと言ってきまして。正直、全然乗り気じゃなかったのですが、ここは夫婦のコミュニケーションを深めるために、というコトで。ハウルの動く城の海外版みたいに感じたから、というのがレンタルしたきっかけだって。オレ、ハウルの動く城は観たことないんですよ(つω`)
フィリップ・リーブの小説『移動都市』が原作。小説は第四部で完結。そのうちの第一部が実写化されたモノが今回の映画です。Amazonでの評価もそんなに悪くないし。ちょっと読んでみたいような。
で、実写映画化において製作・脚本を手がけたのが『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』三部作で名を馳せたピーター・ジャクソン。ここらがとても注目ポイントだそうですが、『ロード・オブ・ザ・リング』も『ホビット』も観たことのないオレにはピンと来ず(つω`)
予告は何度か観ているのですが、面白そうなニオイはしませんでした。だから劇場公開時もスルーでしたし。とはいえ、観ずに判断するのもアレなので、イヤイヤながらも観ることに(;-ω-)
評価:☆(五段階評価中)
それ見たことか。悪い予感が的中です。前半はまだ耐えられたけど、後半は眠い眠い。話の展開が止まっているワケでもないのに、ちっともワクワクしねぇでやがる。
とにかくね、色々詰め込みすぎ。60分戦争とか都市が都市を食うとか上層民と下層民とか反移動都市主義とか。用語がいっぱい出てきて、その説明をロクにしないまま、話がドンドン進んでいくの。
でもって、スミスが出てきたり、みやぞんみたいなヤツがいたり、ターミネーターが出てきたり、天空の城が出てきたり。もうね、取っ散らかりすぎ。文明が崩壊した世界のワリには色々とモノが溢れかえっていないかい??
何で都市がキャタピラで移動しているのかをキチンと説明して欲しかったです。最後まで説明されないのよ。普通に考えて、都市を移動させないほうが絶対いいし。百歩譲っても「空飛んでいる方が絶対有利なんじゃね?」と思えて仕方がないんです。
ピーター・ジャクソンが「続編作りたい!」と言ってたそうだけど、コレだと無理だね。もっと要素を削って、シンプルな話にした方が良かったのに。ただ、映画はダメだったけど、小説の方が気になるなぁ。買って読んでみようかな?