お久しぶりです、かりんとです。
雑記です。とりとめのない話。
先日、職場にいるベトナム人技能実習生が近所の教会で行なわれました。一応、自分が責任者なので参列。
その技能実習生はカトリックでして。結構ガチなヤツでした。2時間近くかかった気がする。
結婚式の終盤で、神父さんからお話がありました。ベトナム語ではなく日本語で。カタコトの日本語だったけど、とても丁寧で優しい語り口でした。
何かね、「素敵なプレゼントを受け取った」という気持ちになったんだよね。どんな話していたのか、もうすっかり忘れちゃったけど。
私の好きなコラムニストのジェーン・スーさんが『生活は踊る』という番組の相談のコーナーで「会話は納品」と言っていました。
相談者は20代のミュージシャン。
「仕事の中での態度や言葉がキツイと言われる。本人には悪気はけれど、仕事上のパートナーからかなり真剣に指摘されて、パートナー解消の危機にも直面している。」という内容でした。
スーさんは、マイケル・ジャクソンを例に挙げ、
「This is it(ドキュメンタリー映画)をごらんなさいよ。いかに彼が丁寧に仕事をしているか。ライブで一緒にやる人に話しかけるとか、まあ、丁寧ですよ。やっぱりそういう人がトップに立つ。」
「ミュージシャンが楽曲を作って納品するときには、どうやったら思いが伝わるか、
どうやったら聞いている人の感情を盛り上げられるか、考えているはず。会話も同じで、それくらい丁寧に相手を思って言葉を送らないといけない。」
ということから「会話は納品」ということに繋がっていくワケで。
それを聞いて思い出したのは、あのときの神父。彼の話し方はとても丁寧でした。伝えたいことをラッピングして両手を添えて渡してくれたんだな、と。
人に想いを伝えたいなら、まずは相手を思いやること。それを考えさせられた日でした。