かりんとの日記

主に映画について、たまに戯言をダラリと書きます。

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

  こんばんわ、かりんとです。クリスマス・イヴです。とはいえ、フツーに仕事です。クリスマス・イヴを恋人と過ごしたことって数えるぐらいしかないですね。社会人って、そんなモンですよ。きっと(´・ω・`)

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 こないだの日曜日に観て来ました。IMAX3Dにて鑑賞。3Dメガネを忘れてきて、また買うハメになりました。これって、いつから購入になったの?前は貸し出しだったんじゃない?

 評価:☆☆☆☆(五段階評価中)

 満点にしようかどうか悩みました。ローグ・ワンの内容を思い返すたびに「あそこが変だったなぁ。」「あそこも変だったなぁ。」と思い出されて、ローグワンに対する評価が下がっています。でも、観終わった後の楽しかった!という気持ちは強く残っていますし。

 まず、この映画はエピソード4の前日譚になります。なので、40年ほど前に作られた最初のスター・ウォーズを観ておいたほうがいいでしょう。んで、エピソード4を観て面白かった!と感じたなら観よう!という流れで。理由については後で書きます。

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 そのね、映画の内容自体は決して良いモノではなかったと思います。他の映画評価サイトでも「前半は駄作、後半は傑作」と書かれていることが多いですし。ホント、前半はなかなか退屈です。中盤あたりの帝国軍から逃げて来たパイロットがキョドりながら「ロ、ローグ・ワン…。」と言っているときが不安マキシマムでした。この映画はもうダメだと思いました。

 ローグ・ワンとされるチームのヤツらの気持ちがバラバラなんです。父が恋しい不良少女、同盟軍に忠実な犬(人だけど)、盲目のフォースおたくに腐れ縁の相棒、帝国からの脱走者。こういうメンツが集まって「デス・スターを破壊するため、設計図を強奪しよう!」と言われても。チームとしてマトモに機能できるとは到底思えません。このメンツで、この先ハラハラドキドキの展開が待っているよ!と言われても、ちっとも期待できないやしません。

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(C)2016 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

 でもね、これが敵の惑星に潜入してドンパチしていくあたりから盛り上がってきます。エピソード4で観た風景の美しい版が目の前に広がるだけで、もうアガってきます。そして戦闘シーン。最初は同盟軍が撹乱させていくのですが、兵力で圧倒する帝国軍が徐々に追い詰めていきます。この戦闘シーンが意外とハードです。臨場感があります。そして、臨場感がある分、帝国軍の圧倒的な兵力への絶望感がハンパないです。

 そして、帝国軍に追い詰められていく中で出て来るダースベイダー。これが怖いんですよ。こんなに怖いベイダーは初めてじゃないかと。

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(C)2016 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

 終盤の映画『ディープ・インパクト』みたいなシーンもよかったです。序盤にデス・スターの破壊力を見ている分、あのシーンにグッときます。レイア姫に関しては、アレは良かったと思いますよ。ヘンにフードで隠したままやそっくりさんを使うよりかはいいんじゃないかと。

 とにかくね「終わりよければ全て良し」ですよ。何かね、監督のギャレス・エドワードにうまく転がされた感があります。スター・ウォーズ好きの悦楽ポイントをうまく突かれたような気がします。なので、スター・ウォーズ初体験者が観たら、ツマラナイと感じるかと。だって、ツボに全くヒットしないのですから。

 でね、3Dに関しては、期待したほど飛び出てなかったです。やっぱり飛び出る出ないは、3Dを意識して作ったかどうかに寄るのでしょう。でも、そんなに飛び出なくてもいいんです。下手に3D寄りにしてスター・ウォーズらしさを損なうと目も当てられませんので。

 今回のスピンオフ、スター・ウォーズ好きなら観ておくべき映画でしょう。スター・ウォーズ好きなら楽しめるハズです。スター・ウォーズ初心者は、勉強してからにしましょうね。オススメですよ!