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かりんとの日記

主に映画について、たまには戯言をダラリと書きます。

沈黙 ‐サイレンス‐

 こんにちは、かりんとです。昨日のブログに星をつけてくれた方、ありがとうございます。

 今日は映画の日ですね。幸い、今日はお休みをもらえまして。さて、何を観に行こうかな?ここ最近、観たい映画が多くて困ります。できるだけ頑張って映画館で観たいモンです(・ω・*)

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 監督はマーティン・スコセッシ。『タクシードライバー』など、数々の名作や問題作を撮ってきた巨匠です。その巨匠が遠藤周作の『沈黙』を映画化するということで、公開前から話題になっていました。オレも気になっていました。

 で、こないだの日曜日に観てきましたよ。意外と人が多かったです。年配の方が中心でしたね。若い人はあまり見かけなかったなぁ。ちなみに女房は「あーいう重い映画はイヤだ。」と言ってたので、オレ一人で鑑賞しました。

 評価:☆☆☆☆☆(五段階評価中)

 凄い映画です。そんな単純な言葉しか出てきません。うーん、この映画は語りづらいなぁ。何というか、たぶん観た人それぞれに感じるモノが違うんじゃないかと思うんですよ。

 アレなんです、誰が悪いとか誰が愚かだとか誰が選択を間違えたとか、そういう区切りでハッキリ分けることができないんですよ。奉行所が完全な悪ではないし、キチジローがどうしようもない愚か者とは言い切れないし、ロドリコの判断が誤っていたとは思えないし。

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Copyright :(C) 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.

 正しい道も印されません。よくある勧善懲悪の物語ではないのですから。なので、上映時間162分の間、何が正しいのか何をすべきだったのか、考えっぱなしでした。でも、答えなんて出やしません。出せた人もいるでしょうが、オレにはムリです。映画を観ている間、悲しくて苦しかったです。

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 そこから何とか導いた、オレなりの答え。神は心の中にいる。そして、心の中は何人たりとも侵すことが出来ない。ラストのロドリコのアレは、執念とも言える神への想いの現れでしょう。中指立てているのに近いかも。うーん、そこまでは言い過ぎかな?ダメだ、まとまらないです。しかもちょっとネタバレ気味だし(>_<)

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 スミマセン、もっと適切な言葉や文章でこの映画について語りたいのですが。何というか、頑張っても陳腐な言葉しか出てこず、猥雑な文章になってしまいます。きっと、オレの心がまだ定まっていないのでしょう。鑑賞から三日が経つのに、まだ心が揺さぶられています。

 この映画、ぜひ多くの人に観て欲しいです。何かを感じて欲しいです。役者陣も素晴らしかったです。マンションから“I can fly!”した人の演技も素晴らしかったです。震える子犬のようなリーアム・ニンソンの表情もよかったです。

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 そういや、原作小説は未読でした。原作小説を読んで、ブルーレイが出たぐらいに落ち着いてもう一度観たら、もっといい言葉や文章でこの映画を語れると思います。オレの心に大きな爪痕を残した映画でした。