西遊記〜はじまりのはじまり〜

　こんにちは、かりんとです。9月22日のブログに星をつけてくれた方、ありがとうございます。

　今日のお題の映画は『西遊記〜はじまりのはじまり〜』です。2014年の映画。中国の伝奇小説『西遊記』を題材に、三蔵法師と孫悟空ら4人が出会う以前の物語を描いた作品です。

　女房が借りてきたレンタルDVDの中にこれがありまして。チャウ・シンチーが監督。これを観た時点では、チャウ・シンチー監督作品は『少林サッカー』ぐらいしかなかったのですが、あの一本で信頼できる監督となりました。となると、コイツをスルーするわけにはいかないね(･∀･ )

　出演している俳優さんはよくわかんないです。女妖怪ハンターをどこかで見たことあるなぁ、と思っていたら映画『トランスポーター』に出ていたトランクに入っていた女性だそうです。ああ、言われてみれば。もうちょっと美人さんじゃなかったっけ？

　原作の『西遊記』については、堺正章が悟空役だったドラマを小学生の時に観ていたぐらいで。うん、年齢がバレる(´･ω･`)

　うん、これはシャウ・シンチー映画。紛れもないシャウ・シンチー映画です。相変わらずの過剰演出です。

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　でも、今回はシャウ・シンチーお得意の美人の扱いがヒドいシーンはなかったような。というか、美人が少なめ？あの妖怪ハンターの姉さんがキレイなほうだったかな？そう考えると、彼女もヒドイ扱われ方をしています。

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　『西遊記』の物語について知らなくても問題ないでしょうが、さわりぐらいは知っていたほうがいいかも。今までにない『西遊記』ですので、知っている人はそのギャップに驚くことでしょう。

　今作は、残酷なシーンまでがしっかり過剰なんですよ。そこまでしなくても、と思うぐらいに。引いてしまうぐらいに。笑えるシーンは少なめだったような気がします。

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　特に孫悟空がなかなかの凶悪っぷりです。まぁ、妖怪だしね。人に非らず、だし。全くもって容赦ないです。ここまでやりきった映画はあまりないんじゃないかな？でも、観ていて何故か現実的な描写だとも思いました。妖怪相手にそんな甘い戦いにはならないだろうし。

　この流れだと、続編は作らないっぽいかと思いきや、去年の秋に続編が公開されました。それも監督から俳優までほとんど総入れ替えで。シャウ・シンチーは製作に、あと妖怪ハンターの姉さんだけは続投。監督がツイ・ハークに変わったせいで、すっかりツイ・ハーク印な映画になっています。

　ストーリー的には、たしかに続編だけど。でも、ここまでイジってしまうとなぁ。前作が好きだった人は拒絶反応を起こしそう。正直、オレもその一人。

　話がズレました。とにかく１のほうは必見です。かなり衝撃を受けます。２はツイ・ハークが好きならどーぞ。そんなに目新しい映画じゃないよ。やっぱりシャウ・シンチーはスゲェなぁ。あと、何でGメン75？？まぁ、とにかくオススメです。

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