クリード 炎の宿敵

　こんにちは、かりんとです。

　今日のお題の映画は『クリード　炎の宿敵』です。2019年1月に公開された映画。映画『ロッキー』シリーズでロッキー・バルボアと激闘を繰り広げたアポロ・クリードの息子を主人公に据えた『クリード　チャンプを継ぐ男』の続編です。

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　映画館で観ました。お客さんは少なめ。若い人は少なかったです。40代ぐらいのオッサンが多めでした。

　今作は映画『ロッキー』シリーズのスピンオフ作品の続編。前作の『クリード　チャンプを継ぐ男』は地元では上映しなかったので、ブルーレイを買って観ました。結構絶賛している人が多いけど、オレはそんなには。悪くはないけど、アガらなかったです。アポロの息子が金持ちというのもねぇ。金持ちのサクセスストーリーというのも、イマイチのれなかった理由の一つかもね。

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　でも、今作では映画『ロッキー４』に出てきたドラゴの息子との対決だとか。そうなると、観るしかないでしょう。『ロッキー』シリーズでイチバン好きなのは４ですし。たしか小学生のころ、祖父と一緒に映画館で観た記憶が。満員で立ち見で観ましたね。祖父が「疲れたから帰りたい。」と言うのをガン無視して観ていました。 

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　監督は前作のライアン・クーグラーではなくて、スティーブン・ケイプル・Jrです。全然知らない監督。脚本はシルベスター・スタローンが手掛けているそうです。今作は前作とは違い、もっと『ロッキー』色が強くなりそうだけど、どうなんだろう？

評価：☆☆☆☆☆（五段階評価中）

　とっても良かったです。超面白かったです。コレですよ、コレ。オレの観たい『ロッキー』シリーズは。やっぱりスタローンが脚本を手掛けているだけあって、オレらが求めているモノがわかっているじゃないか。

(C)2018 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

　でも、評論家の評価は高くないみたいで。そういや『ロッキー４』のときも、シリーズ最高のヒット作にもかかわらず、評論家からは酷評だったとか。まぁ、あんま気にするな、ですよ。

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　評論家の評価が高くない理由もわかるのです。だって、今作は前作みたいな新しさはほとんどないし。どっかで見たシーンだったり、どっかで見たような展開だったり。『ロッキー』シリーズの３と４をかき混ぜたような映画。ドラゴの息子がモヒカンだったら、モロそうだよなぁ。

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　でもね、それがいいんです。目新しくなくてもいいんです。安心して観られます。そして、最後はちゃんとホロリとさせるんだ。とてもいい、父と息子の映画です。スタローン演じるロッキーが持っている写真が誰かを知ると、もっと泣けてきますよ。涙を抑えきることができなくなります。

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　この映画、オッサンホイホイ映画です。『ロッキー』シリーズにドハマりし、『アイ・オブ・ザ・タイガー』とか『ハーツ・オン・ファイヤー』などの挿入歌を聴きながらトレーニングしていた40代のオッサンどもなら、確実に楽しめます。ええ、オレが保証しますよ！

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　ただ、『ロッキー』シリーズをロクに観ていない若い人にはイマイチに感じるかも。目新しさはほとんどないし。だからこそ、オレらオッサンどもは心地いいんだ。たぶん、続編を作るだろうけど、それまでスタローンは元気かしら？できることなら、またオレらを楽しませてほしいです。本当にいい映画でした。オッサンには超おススメですよ！