こんにちは、かりんとです。
今日のお題の映画は『ジョン・ウィック:チャプター2』です。2017年7月に公開された映画。前作『ジョン・ウィック』の続編になります。
映画館で見ました。映画『ジョン・ウィック』の続編です。前作がとても面白かったので、この映画だけは絶対映画館で見ようと思っていました。
主演は前作と同じくキアヌ・リーブス。監督も前作と同じくチャド・スタエルスキ。この監督さん、アクション・スタントコーディネーターが主な仕事のようで。『マトリックス リローテッド』『マトリックス レボリューションズ』『300<スリーハンドレッド>』『ウルヴァリン:SAMURAI』などのコーディネートをしていたそうです。アクションのキレの良さは、この人のお陰でしょうね。
評価:☆☆☆☆(五段階評価中)
面白かったですよ。やっぱり、アクションは映画館で見るべきですね。迫力が全然違います。音響とかも、映画館で見ることを前提に作り込んでいます。なので「TSUTAYAでレンタルして見るからいいよ。」と思っているヤツらはこの映画の楽しさを半分ぐらいしか味わえないでしょう。
(C)2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
もう、のっけからカーアクションと格闘アクションの連べ打ちです。カーアクションはとても激しかったです。たしか、映画内でキアヌが乗ってたクルマって、ムスタングとかいうクラシックカーじゃなくて?そのクルマがボコボコにされるのですが、アレってホンモノでしょうか?クルマに詳しくないオレでも、あのクルマが希少価値高いってわかりますよ。もったいない。
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そして〝ガン・フー〟ですが、前作よりやりすぎ感がガン上がりです。もうね、笑ってしまうぐらいに。あそこまでいくとギャグですよ。見ていて笑い声が出そうになりました。あ、さっき書いたカーアクションですが、あのカーアクションは〝カー・フー〟というそうです。公式サイトにそう書いていました。お前ら笑わせにかかっているだろ?
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ただね、今作はちょっとアクションが多すぎると思うんですよ。いや、楽しいガン・フーがたくさん見れるのはいいんですよ。でもね、何というか、ちょっとクドイというか。胃もたれします。
例えば、寿司屋でマグロ十貫握りが出たとき、大トロ五貫・中トロ三貫・赤身二貫のような内容が今作の映画です。しかも、赤だしを注文したいのに切らしていて、追加のガリも出してくれない。箸休めがないんですよ。これでも平気な人もいるでしょうが、オレは食べてて気持ち悪くなります。こんな例えでわかるかしら?
あとね、シチュエーションが映画『キングスマン』に似ている部分がありまして。今作ではウェポンソムリエとか防弾加工したスーツを作るテーラーが出てきます。
ソレはソレで面白いのですが、そのシチュエーションにやりすぎアクションが加わると「アレ?オレってキングスマン見てる?」みたいな気分になってくるんですよ。目新しいアクションも目新しさを感じなくなってしまいます。ここらはそうならないように気をつけて欲しかったです。
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そういや、前作のオレの感想は「アクションがもうちょっと欲しい」と書いていますが、今作は「アクションが多すぎ」と書きました。文句の多いヤツですね。ちょうどいいって難しい。やっぱり、前作ぐらいのタイトな上映時間がよかったかな?まぁ、アクション好きなら確実に楽しめる映画でしょう。映画館で見ることを、ぜひともオススメします。